製薬企業MRのためのギャオスの部屋

現役MRのギャオスが、製薬企業のMRという職業について語っていきます。営業の方のスキルアップにもお役に立てると思う情報を公開していきます。

64、熊本地震ボランティアについて

皆さん、こんにちは!

ギャオスでございます。

 

本日は、先日参加した

熊本地震のボランティアについて書かせていただきます。

 

普段の内容とは少しかけ離れているかもしれません。

 

しかし、日本は地震大国であり2000以上の活断層があり、

どこで遭うかわかりません。

そういった意味では、MRの方、MRに興味がある学生の方に

限らず読んでほしいと思います。

 

以下本文です。

 

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先日、知り合いの方に誘われ、

震災ボランティアに参加してきました。

 

向かった先は阿蘇

震災の被害がひどかったとされる南阿蘇とは少し場所が違いますが、

多くの避難者の方がいらっしゃる地域です。

 

ボランティア活動の内容は、主に3つ。

①炊き出しのお手伝い

小学校に避難している被災者の方350人分の食事を用意しました。

自衛隊の方が、米を支給し、我々がカレーを作りました。

炊き出しの際には衛生管理が非常に重要です。

もし感染や食中毒になると、集団感染が発生してします可能性があるためです。

衛生管理となると、管理栄養士や薬剤師の知識が役に立ちます。

特に今回は小学校で普段から調理場の衛生管理をしている方のもと、

調理が行われました。

衛生管理はかなり徹底されていて、消毒を逐一行い、

ディスポーザルの手袋を使用し、調理しました。

糖尿病患者さんや高齢者の方への

栄養指導もする予定だったのですが、今回は中止になりました。

 

②体育館の掃除

朝・昼・晩と3回掃除しているようですが、人の出入りすることもあってか

クイックルワイパーで掃除をしましたが、かなり汚れていました。

砂や小石はクイックルワイパーではとりきれないので、

ほうきやちり取り、粘着質のクルクルをつかって掃除しました。

全てを5人ぐらいで30分ほどかけて掃除しました。

全国から届いた支援物資が体育館にはたくさん積まれていました。

そこの避難所では足りていないものはないという様子でした。

 

③避難している高齢者の方への話しかけとお菓子配布。

体育館での生活ということで、疲れている様子の方が多かったです。

でもボランティアの方々には非常に感謝していました。

こうやって、支えてもらえることが非常にありがたいとお話ししていました。

特に、一人暮らしの高齢者の方は手助けがないとなかなか生活が困難な人も

いるので、ボランティアや介護の必要性はかなりあると感じました。

1日中体育館にいる方もいれば、夜だけ自宅で寝るのが不安ということで体育館で

寝泊りをしているという方もいるようでした。まだまだ余震が続いていることを

考えると賢明な判断に思えます。

 

ボランティア活動に参加している方の中には、

ご自身が被災者にもかかわらず、参加している若者もいました。

「早く自分たちが被災地を何とかする!」

そういう想いが伝わってきました。

その方が発生時からの状況をはなしてくれました。

かなりの回数揺れているので、揺れていないのに揺れている、

地震酔いという状態がかなり続いていたようです。

まだ断層上をはしる道路で1メートルぐらい上に盛り上がり、道路と道路が寸断されている写真なども見せてもらいました。

改めて、今回の地震が如何に激しいものだったかを思い知らされました。

 

 

 

先日、湯布院の様子も少しだけ撮影させていただきましたので、

現在の被災状況をお伝えする意味で、投稿させていただきます。(写真がぼやけていてごめんなさい。)

・黄色いビニールシートが貼られている外壁

f:id:gyaosroomformr:20160505131543j:image 

・崩れた石垣や塀がブルーシートで覆われている様子

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 これ以外にも、道路がひび割れているところも相当数ございました。二車線のところが、1車線になっていたり、通行止になっているところがあるために、渋滞が発生しているところもございました。


今回ボランティアに参加して、

被災地の方への支援はまだまだ必要であること。

ボランティア活動などをして現地を見てこないとわからないことがたくさんあること。(実際の様子や支援の地域差、被災者の一人一人の思い)

自衛隊が基本的な支援を行うので、安易なボランティアは迷惑になる可能性があること。(渋滞して、自衛隊が救援物資を届けるのが遅れるなど。ボランティアにもかかわらず、『自分たちは助けに来てやっているんだ。飯や宿泊施設ぐらい用意しろ!』という感覚の心ないボランティアなど。)

を知りました。

とはいえ、

最近ニュースで、今回の地震にたいして、多くのボランティアの方が集まり、活動しているということは本当に素晴らしいことで、日本人であることを改めて誇りに感じました。

わたしも、人のために何かしようという精神を大事にしていきたいですし、

一医療人の端くれとして、できることを今後も行動に移していきたいと思います。

 

MRの皆さんには、どのような支援が出来るのか、

もしくは自分が被災した場合にどのようなことができるのか、

こういったことを機会にぜひ考えてほしいと思います。まずは地震の防災対策や知識を確認してみるとよいかもしれません。

 

【本日の要点】

災害ボランティアに参加して、被災地の状況を知りました。
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 今日も読んでくださいまして、アリガトウございます♪(*^-^*)
 
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