169、MRのための新聞購読法
皆さん、おはようございます!
製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪
ブログ管理人のギャオスでございます!
前回、MRには雑学などの広範な知識が要求されることを
お伝えしました。
そして雑学を身につけるのに、お勧めの方法は
本を読んだり、新聞を読むことだとお伝えしました。
でも、漠然とただ「新聞を読め」と言われても
どう読めばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?
読め!とだけ言って、突き放すのは、親切ではないですし、
誰も読んでくれないと思います。
そこで、今日は私のおすすめの方法を伝授します!
まずは1か月間、流し読みでよいので、
一つの新聞のなるべくすべてのページに目を通してみることです。
そして好きな記事を見つけていくのがお勧めです。
試しに私が購読している日経新聞(にっけい、日本経済新聞)を例にとると
社会欄・文化欄・スポーツ欄・地域経済欄・女性欄・テレビ番組欄・
株価欄・証券欄・投資情報欄・企業欄・アジア欄・国際欄・経済欄・
政治欄・総合欄・1面
などに分けられます。
1か月流し読みをしていくと興味がある記事が多い欄(あるいはコーナー)
が分かってきます。
私が好きなのは、
「就活のリアル」や「九州味めぐり」や「私の履歴書」や1面全般です。
「就活のリアル」は就活に精通した方が就活に関しての情報を寄稿しているので
就活生の方が読むのは必須だと思います。(私の場合は、就活生の方に参考になることをアドバイスしたいので、読んでいます。)
「九州味めぐり」は、おいしい料理店を紹介しています。おすすめ料理やコースや
オーナーさんのこだわりなどがまとめられているので、グルメな私として大変参考になります。(ドクターとの会話のネタにもしています)
「私の履歴書」は企業の経営者など、日本を代表する人物の
幼少期からこれまでの姿をご本人が寄稿しています。トップの方々の多くの人生に触れることが出来ます。
ちなみに、ですが、新聞は全てを読もうとしないでください。
全てを読もうとしたら、新聞1冊の文字数は朝日新聞によると
17万9000字!!!全ては読もうとするのは現実的ではありません。
自分の好きな書き手を見つけるというのは一つの方法です。
新聞というのは曜日によって、同じ場所をみてもコラムを書く人が
違っていたりします。
1面にある「明日への話題」を是非よんでみてください。
ここには月曜日から金曜日まで、5人の方がそれぞれコラムを半年間担当するというものです。ここを読むと、自分がどういうことに興味があるかわかりますし、
色々な人が寄稿しますので、自分の世界が広がります。
実際、私はこのコラムを読むことで尊敬する人物が増えました。
例)フレンチシェフの三國清美(みくに きよみ)さん→フレンチの素晴らしさや
料理の奥深さを教えていただきました。
丸紅会長の朝田照男(あさだ てるお)さん→海外経験の話を聞き、日本と世界との違いやグローバル感覚がやしなわれたきがします。
昭和電工相談役の大橋光夫(おおはし みつお)さん→文章が特別面白いので、
文章力を磨こうと思うきっかけを与えてくれた人物です。
MRであるならば、医療や健康の記事や基礎研究に関しての記事も
目を通しておくと先生方との話題になるでしょう!
それと新聞には自分の興味のない情報もあったりします!
つまり不要な情報もたくさんあるわけです!
そこで私は、自分の参考になった記事は切り抜いてノートに張ってまとめています。
人間は忘れる生き物ですので、ノートにまとめて定期的に復習すると
自分の知となります。(アナログ的な方法ですが、私はこれを数年することで知のレベルが始める前と比べて数段上がったと思います。)
私の知り合いの方で、医療の記者の方がいらっしゃいます。
その方曰く、MRとそのほか業界の営業職を比較したときに、
一面記事の内容を把握しているかアンケートしたところ
MRは14%ぐらいしか知らなかったそうです。
自動車のディーラーとか小売り業の人たちは60~70%が知っていたのです。
彼らはまず、車を売るのに、車の話から入ることがないのです。
だから社会で何が起こっているかにアンテナを張っているのだそうです。
我々MRも負けてはいられませんね!
医療面ばかりだけでなく、いろいろな情報を集めていくようにしましょう!
それと、棒グラフや折れ線グラフで定量化したデータなども
切り抜きしてザックリと数値を把握しておくと、話す言葉に説得力が増します。
最後になりますが、私のような素人からではなく、プロから教えてほしいという方は、
ツイッターの@yomikataNEWS、(新聞の読み方【公式】)をフォローしてみてください。
ここには、へえ~そうなんだと思うようなことが定期的につぶやかれます!
元日経記者の方がつぶやいているそうです!