製薬企業MRのためのギャオスの部屋

現役MRのギャオスが、製薬企業のMRという職業について語っていきます。営業の方のスキルアップにもお役に立てると思う情報を公開していきます。

283、MR以外の道(MRからCROに転職した方のインタビュー)

 

皆さん、おはようございます!

製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪

ブログ管理人のギャオスでございます!

 

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本日のテーマは

_____________________________

  MR以外の道(MRからCRAに転職した方のインタビュー)

_____________________________

です!

 

今回インタビューにご協力いただいたのは、

以前担当エリアでお世話になっていたKさんです。

 

Kさんは、車の部品メーカーに3年勤め、

外資系製薬企業にコントラクトMRとして、

そして正社員として別の外資系MRに転職、

数年前から、CROのCRA(治験モニター)に転職して働いています。

 

4社での経験を持つことから、

様々な角度からお話をいただけるものと思い、

インタビューをお願いしました。

 

とくに最近はCROと

製薬企業MRのどちらを志望するか

悩んでいる方もいることが分かったので、

 

両方を経験した方にお話をきくことは、

そういった方にとって

非常に参考になると思ったからです。

 

それでは早速内容に入っていきましょう!

 

QMR(医薬情報担当者:Medical Representative)という職種を

どのようにして知りましたか?

→MRの前は、自動車関係の部品をメーカーに販売していました。

MR自体は学生の時から知っていましたが、あまりに謎な職業だったので

興味はなかったです。ただ、転職する中で調べてみて、

自分が頑張った分、正当な評価をしてもらえると考え選考を受けていきました。

学生時代は、マスコミか自動車関係で絞っていました。

大手の部品メーカーであれば、トヨタやホンダなどの一流車メーカーに

幅広くかかわれるかなと考えて志望しましたね。

ちなみに学歴背景として、私は国立文系大学で法律を学んでいました。

 

Q、なぜMRになりましたか?

→自分の成果を正当に評価してもらえる仕事だと感じたからです。

新卒で入った車の部品メーカーが日本に元々ある『ザ・内資』という感じでした。

3年勤めてそれなりに成果をあげていたのですが、昇進の話になったときに、

先輩がまだ昇進していないから私は昇進できないという報告を受けて、一気にやる気を

そがれて、転職を決意しました。

 

Q、学生時代に頑張ったことは、どのようなことがございますか?

→アルバイト(レンタルビデオ屋・焼肉・スポーツ雑誌の取材の手伝い)をしました。

取材のアルバイトは、幅広くプロスポーツからアマチュアスポーツまで

いろいろありました。カメラの手伝いとかインタビュー内容の書き起こしとかですね。

 

あとは、学内の放送サークルも頑張りましたね。

当時、私の大学は学内で30分程度の情報番組を放送していました。

内容は学内のニュースとか、生協の売り上げのランキングをサークルの紹介です。

団体の設立当初から、番組を仕上げるために徹夜の毎日でした。

 

Q、就活で(製薬企業は)何社選考を受けましたか?また、印象的な選考や質問があれば教えてください!

→転職の話になりますが、3社受けていましたが、社員からの紹介ということもあり

すぐに内定がでました。(MRからMRに転職した時)

 

選考で聴かれたことですが、転職を繰り返していると、年齢によって聞かれることが変わ

ってきます。

共通して聞かれることは、どんな実績を上げてきたか。自分が仕事で苦労したところと、

自分が工夫したところ、またそれがどのような結果につながったかということなどですね。

また、年齢が上がってくるとマネージメントの経験を聞かれることが多くなります。

1回の面接は30~45分ぐらいでした。

新卒採用でよく出てくる、グループディスカッションはありませんでしたね。

ちなみに1社だけ、ウェブ上で受ける筆記試験(SPIみたいなもの)がありました。

面接は1回で決まる人がいたり、2回目で決まる人がいたりとバラバラでした。

大体の会社がエリアの責任者(支店長等)が1回目、本社の人事が2回目でしたね。

 

Q、面接でのアドバイスは何かありますか?

→前職での自分の成果は必ず聞かれるので、前の会社にいるうちに、自分の実績を数

字で語れるようにしておくことでしょうね。特に会社を辞めてから、転職活動をする場合

は、過去の実績が見ることができないので、何かに記録を控えておくと便利です。

社内のシステムは、3年前ぐらいまでの実績しか見ることができなかったりするので、年ごとに実績をメモする癖をつけておいてもいいかもしれないですね!

 

 

Q、ご自分の強みと弱みはどのようなところでしょうか?

→強み:いつも笑ったような顔をしているので、大体の人とは仲良くなれる事、気づいたら

輪の中に入っている事だと思います。

弱み:全部自分でやってしまおうとしてしまうことですね。これは前の会社でも言われま

した。仕事を他の人に振りながら進めるっていうのが少し苦手かもしれません。

 

QMRをしてみて、大変だったことや失敗談はどのようなことがありますか?

→自分の活動と実績が結びつかない時の不安や焦り

医療関係者が求めている情報を提供することは、すぐには実績につながらないこともあ

り、得意先の評判はいいけど、上司からは数字が上がらなくて睨まれるなんてことがあり

ました。 最終的には数字で結果が出たので、自分の行動に間違いは無かったと思うこと

が出来ましたが、それで結果がでていなかったら、本当に自分が正しいことをしていたか

不安なままだったかもしれません。 そういう意味でMRの仕事って難しいですよね!

 

失敗談は、MRになりたての頃に自分が主管の講演会で参加数が一桁だったことです。

原因は、講演会の案内をした際に、先生達の本気度を測れていなかったこと、

つまりは準備不足でした。 もともと20名ぐらいの参加を見込む会ではあったのですが、

当日はたったの7名ぐらいの参加だったかなあ。

上司から、「オイオイ(汗)」みたいな感じで言われました(笑)

同じ日に講演会が2つ重なっていたことも原因だったので、私の調査不足もありました。

 

 

Q、顧客で好きなタイプや苦手なタイプはそれぞれどのようなタイプですか?

→まず苦手なタイプなんですが、全く反応がない先生ですね。

逆に反応がある先生はある程度懐に入り込めてたと思います。

 

 

Q、休日の過ごし方を教えてください!

→結婚する前は外のつながりを求めていて、友達を誘ってどこかに行くことが多かったの

ですが、結婚したら二人でしかどこかに行かなくて、他の友達夫婦を誘ってということは少

ないですね。具体的には、買い物行ったり、映画みたり、今なら花見をしたりです。

あとは、車が好きなのでドライブも多いですね。

もう間もなくすると、赤ちゃんが生まれるので、

最近は家事の修行が多くなっています(笑)

 

 

Q、開業医(エリア)担当と病院の違いはどのようなところでしょうか?

→エリアの場合は、訪問すれば先生がある程度話を聞いてくれること。

病院担当は、先生が聞く姿勢ではない場面が多いこと。

いかに先生と話をすることが出来る状態を作ることが出来るかが重要になってくる

と思います。

 

 

QMRで必要とされる能力はどのようなことだと思いますか?

→聴きだす力(質問力も含めて)ですね。MRというのは、相手の現状を聞き出した上で

提案することが重要ですので同じ質問でも相手のキャラクターに合わせて、質問方法を

変えていかないと相手も話してくれないです。基本喋る仕事なので、話す・聴く能力は大事ですが、特に聴く能力は重要だと思います。

 

 

Q、会社や業界の課題や嫌なところがあれば、お考えを聞かせてください。

→規制が強すぎることですね。

ドクターが求めている内容と、こちらから提供できる内容のズレが大きくなっています。

医療者が求めている情報を持っていったら、上司に怒られたこともありました。

また、オフィスから遠い担当なのに、オフィスに一度顔を出す風習は時間の無駄遣いだと

思いました。もっというと、朝、卸に行くのも謎です。

施策でフィーがついても、大手の会社から優先されることが多く後回しになることが多い

ので。

MSさんとの関係を作ることは大事ですが、朝訪問しなくても、

昼間の落ち着いてる時間に訪問したり、夕方のMSさんが戻ってきたところで話したりす

ると、ゆっくり話ができてよかったです。みんながやってるから同じことをやるのではなくて

自分なりに工夫した方がいいと思います。

 

Q、研修中の様子を教えてください!(ホテルに泊まりこみ?研修所?

毎日テスト?MR認定試験の勉強、マナー、言葉遣い、ロールプレイ、プレゼン)

 →未経験からMRに転職した時は、CSOでは派遣元で認定試験の勉強を1か月して、

そのあと派遣先に入って、経験者未経験者問わず、1か月製品研修という流れでした。

会社の借り上げ社宅から、会社の会議室に通って9~17時まで勉強して、夜は飲み会。

テストは毎日2回有り、朝は前日やったことの復習と、夕方にその日やったことの復習。

派遣先の製品研修は、ホテルに缶詰めで勉強していました。(門限は無し)

 

毎日のように飲み会をしていたから(笑)、

一般のお客さんからクレームが来たことがありましたね(苦笑)

ホテルの周りに飲み屋がなくて、誰かの部屋でお酒を飲んでいました。

飲み会の部屋に選ばれると寝れなかったですね。

 

飲み会中の話題は、中途の人たちなので、前職に関する内容が多かったです。

結構いろいろな経歴の人がいました。

自動車ディーラー・ホテルマン・潜水士(海に潜って、土木作業の基礎工事)などです。

年齢は25~30歳前半ぐらいの人が多かったですね。

異業種から来ている人は結果を残す人が多かった気がします。

 

女の子にアプローチしているような男もいたなあ(笑)

ロープレは嘘っぽい雰囲気満載で、現場出てみると、

「こんな医者いねーよ」と思いましたね(笑)

 

 

Q、ドクターや薬剤師、そのほか顧客とかかわる際に、意識していることを教えてください!

→その人の向こうに、患者さんがいるということを忘れないようにはしていました。

自分が言ったこと一つで、薬の使い方が変わり、患者さんに影響を与えるから、

そこの想像力は忘れないようにしていました。

今CROで治験モニターをしていて感じるのですが、MRさんを医療機関

見ていると、「数字数字」となっている人はわかりますね。

 

 

QMRという仕事は、学生の頃のイメージと、実際働いてみての現場にギャップは

何かありましたか?

→最初の仕事と比べると、下世話な話になりますが、この仕事量でこれだけの給料がも

もらえるんだ!と感動しました。

あと、研修時に教え込まれた理想のMR像と現実のギャップが大きかったなと思います。

もっとお医者さんと薬の話をかなりしている印象だったのですが、実際には専門的な話が少なかったです。「そんなことで処方が増えるの?」という出来事もありました。

たとえば、趣味に付き合っていると処方が増える印象ですね。体力のある方が多いので

スポーツ系の趣味に付き合うことが多かったです。

 

 

Q、業界や社会のニュースをどのように仕入れていますか?

→MRの時はRISFAXと日刊薬業、日経メディカルですね。

日経メディカルのコラム等は、医療の経営者側の目線で書かれているものもあり

開業医の先生だと、そういった話に興味を持つことも多く、話題提供にちょうどよかったです。

クリニックの人事制度に関するコラムなどもあったので、そのまま紹介したりすると参考になることも多かったです。

 

Q、セミナー(勉強会)に参加しようと思った理由やキッカケを教えてください!

→異業種交流会は行っていまいた。

来る人は金融・保険関係が多くて、客取りに来てるんじゃないかという感じの人が

多かったですね。でも保険屋は話がウマいから参考にはなりましたね。

ただ、異業種交流会で出会った人でその後も付き合いがあるという人はいないですね。

 

 

Q、就活時代に戻れるとしたら、どのような職業に興味がありますか?

→何をやっているのか不明な点が多いので、「金融」に行ってみたいです。

金融に限らず今自分が関わってないような分野の仕事をしてみたいです。

 

 

Q、現在磨いている、これから身につけたいスキル・知識・能力は

どのようなことがありますか?

→喫緊の課題は英語ですね。

自分が担当する治験が国内の試験なのか、海外の試験なのかで違いますが、

英文で重要なメール届いたり、英文メールで問い合わせをしたりする事があります。

加えて出世しようとしたら、英語を話す力も必要になってきます。

 

リスニングのトレーニングについては社内で開催されている研修もあります。

具体的には、ディクテーションをやっています。

研修の開催頻度は月2回ぐらいですが、使ってる教材はフリーで取れるので、

週2,3回自己学習しています。勉強は、家帰ってから寝る前までの空いている時間で

行います。

 

勉強で夜遅くなることもありますが、今の会社に関してはフレックス出社を採用している

ため11時に出社して19時30分に退社ということも可能です。(実働7.5時間)

逆に8時出社、16時30分に帰ることもできるので、MRよりも拘束時間という意味で

は自由かもしれませんね。

あとは月に10日間ぐらいは在宅勤務が可能です。子育て中の方は在宅勤務を活用され

る方が多いです。 

 

 

QMRは医療貢献に役立っていると思いますか?

→個人的には役立っている人はかなり限られていると思います。

一つのエリアを見たときに、本当に役立っている人は1割以下だと思います。

規制が変な方向に厳しいので、本当に必要とされる情報を医療関係者に届けられていな

いのではないかと思います。

 

 

QMRの人数は減ると言われていますが、ズバリどのくらいになると思いますか?

→MR自体の人数は半分ぐらいになるのではないでしょうか?

CSOのMRの人数は正直読めないですね、

増えるといわれていますが、大幅には伸びないのではと思っています。

 

 

QAIや毎年薬価改定や訪問規制、トランプ大統領始動など、

最近話題のトピックに関して何か思うことがあれば聞かせてください!

→イギリスのEU離脱に関して、他の国でもEUから離脱が議論に挙がっているが

もし、EUから離脱する国が増えた場合の医薬品の承認、監督はどうなるのだろうか?

開発・上市の遅れにつながる恐れもあるので、気になっています。

 

 

Q、コントラクトMRの魅力はどんなところだと思いますか?

→色々なメーカー、領域を経験できるのでで、個人的な経験値としては、扱える疾患の幅が広がると思います。

メーカー勤務だと担当領域が固定されがちで、希望した職種に行けずに3年、5年と

待たされるケースもあるので。

 

 

Q、転職する際の方法の履歴書は何かフォームが違ったりしますか?

→履歴書は変わらないが、職務経歴書があります。

職務経歴書」は、自分がどういう仕事をして、どういった成果を得ることが出来たかを

記載します。簡潔に、客観的な数字を用いて記載することが重要ですので

今まで自分がしてきたことを纏めてみるといいと思います。

ネットで「職務経歴書」と検索すればたひな形がでてきます。

 

 

QCROMRのいいところ悪いところを教えてください。

→お互い無い物ねだりになるが、CRAは内勤が多く、書類の準備が多いです。

また、担当施設がMRに比べてすくないためドクターと話す機会がMRよりは減りまし

た。話す機会が減ったこともあり、以前は特段緊張することの無かったドクターとの面談

ですが、最近少し緊張するようになりました。

ただ、内容は開発に関わる話があるので、MRの時よりも内容が濃くなった印象です。

あとは、MRは何もやっていない時間が多かったりしますね。(移動時間・待ち時間)

実際に働いている時間以上の徒労感があるが、CRAの方が虚しい時間を過ごさなくて、

いいので仕事をしている感覚があるのは良い点だと思います。

 

Q、今後目指すキャリアについて教えてください!

(結婚後や子育てをしながらも働きたいかなども含めて)

→漠然と3ルートぐらい考えています。

  • 治験業界でマネージャー職を目指す
  • 一回MRに戻って学術的なポジションを目指す
  • 仕事(事業)を自分で興す

のどれかですね。

 

Q座右の銘やポリシーがあれば教えてください!

→20代後半ぐらいから「嫌われる勇気」を持つのが重要だと思っています。

周りの目を気にしすぎて、全ての仕事を自分で抱えこんでしまうのではなく

嫌われてもいいから仕事を人に振ったり、断ったりすることが今の自分には必要だと思い

ます。周りの人全員にいい顔してたら持たないです。

これは前の会社の所長に言われたことでもあります。

 


Q、オススメの本座右の書があれば教えてください!

→最近は本を読んではいません。

一時期、自己啓発系の本をたくさん読んでいたが、

あくまでその人だからこそ成功した事例であり、自分に当てはまるのは難しいと思い読

まなくなりました。

 

 

Q、MRは患者さんとコミュニケーションをとることがないですが、どのようなところにMRのやりがいを見出しますか?(具体的事例があるとありがたいです)

→ドクターからこちらの提案したことで患者さんがよくなったと聞いたときですね。

エピソードとして、喘息の薬を扱っていた時に薬が効いていない患者さんがいました。

先生は薬を変更しようかと悩んでいたところ、こちらから吸入方法を再度確認してもらったところ、吸入方法が間違っていたことがありました。

その方は再度吸入方法を指導することで薬を変えずに、状態がよくなりました。

服薬に手技が必要な薬はそういうことが起こりうると思いますし、そういった内容を伝えることはMRのやりがいになると思います。

 


Q、出会った中で、尊敬できると思ったドクターとはどのような人でしたか?

→ リウマチの先生で、基本患者さんのことを大事に考えている人がいました。

ドクターだけど、驕ることもなく、また人生のアドバイスもしてくれました。

家庭も大事にする方で、どんなに自分が疲れていても、疲れたことを家族の前では出さな

いそうです。子供の前で仕事についてネガティブなことを言うと将来子供が仕事に対して

嫌なイメージを持ってしまうからだそうです。

また、誰かの上に立つ人は怒りのスイッチを切りなさいとも言われました。仕事をする上

で感情的になってもいいことはないとアドバイスいただきました。

 


Q、尊敬する歴史的人物や有名人は誰かいますか?

その人のどのようなところに尊敬の念をいだきますか?

本田宗一郎は好きです。自分の信念を貫いているところが好きですね。

 

 

Q、MRの女性が抱える特有の悩みは何かあると思いますか?

→悩みではないですが、新卒の頃に若い女の子というだけで得意先に気に入られて、成果が出てしまい、その後の努力を怠ってしまったがために、20代後半でなかなか成果をあげられない方を何人か見ることがありました。 

 

 

Q、あなたが考えるスーパーMR(尊敬する先輩MR)はどのようなところがすごいですか?具体的に教えてください!

→実際にいた人ですが、すごいなと思えたのは、平気で上司とぶつかれるところです。

本社からの指示であっても、現場で不用だと思えば「意味がない」といって、

指示に従わないことがありましたが、それでもしっかり実績を上げてくる先輩がいました。

 


Q、MRに今後求められるのはどのようなスキルでしょう?

→薬だけでなく医療に関わる情報に興味を持つことです。

医療関係者は薬にも興味はあるが、周辺情報や医療制度の情報も必要としています。

医療業界全体に関わる情報を知っていかなきゃいけないと思います。

 

 


Q、MRに向いていると思う人はどんな人だと思いますか?

→自分の周りのMRから考えると、「ある程度適当な人」が向いていると思います。

真面目すぎると、理想と現実のギャップにつぶされてしまうと思います。

ある程度、いい加減な人の方が得意先にも合わせられるし、状況に応じて

対応できると思います。

 

 

Q、どのような人でありたいですか?

→尊敬する先生ではないですが、自分が思っていることに説得力を持って

伝えられる人でありたいです。

ただ単に自分の昔話を自慢するおじさんにはなりたくないですね。

 

 

Q、就活中に困ったことはどのようなことがありましたか?

→新卒の時ですが、地方から東京に本社がある会社を受けに行っていたので、

移動が大変でした。交通費が出る会社も少なかったので金銭面でも大変でした

一回の移動で、どれだけ何社も受けられるかを考えながらやっていました。

ただ、その経験は今にも活きている気がします。

また、1日に何社も受けるので、志望動機などがごちゃごちゃになって少し大変でした。

 

 

Q、会社を辞める決断をするのがとても大変だった

→最初の会社を辞めたときは「会社はずっと働いていくもの」と思っていたので、

かなり勇気がいりました。

MRを辞めてモニターになろうとしたときも大きな決断でした。

30歳を超えて、結婚もしていてそこから未経験の職種への転職だったので、

不安でした。

その点、MRから別の会社のMRに転職するときは比較的気絡でした。

最終的には、自分のためになりそうなことを選んできたので後悔はありません。

 

 

Q、最後にMRを目指す就活生の方に(就活上のアドバイスや

学生のうちにしておいた方がよいと思うこと)メッセージをお願いします!

→進路を悩んだ時に悩みすぎないようにすることも大事だと思います。

少しでも魅力に感じるところがあれば、思い切って決めてもよいのではないでしょうか。

3回転職してみて、人生意外と後から何とでもなるなと思いました。

悩み・考えることは重要ですけど、考えすぎると後悔の念も大きくなります

気負いすぎずに、決断してみてください。

 

 

 

さて、インタビューは以上でございます。

いかがでしたでしょうか?

Kさんには、2時間以上もお時間頂き、

インタビューにお答えいただきました。

 

Kさんのお話を聞いて、

色々な経験をしているから、ご経験が豊富で、

話にとても説得力があると思いました。

 

何よりもMRの時代にも常に患者さんのことを想像するという

MRが持つべきマインドを持ち続けていたことは簡単なようで

中々できることではありません。

 

CROと製薬企業のMRで悩んでいる方は、

勉強になったのではないでしょうか?

 

是非、納得のいくご自分なりの選択をしていってください。

 

本日の内容は以上です!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 
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【本日の要点】
他業界(車の部品関係)・MR2社(コントラクトと正社員)・CROのCRAで
働いた経験があるKさんにインタビューをしました。
 
 
 【本日の注目記事】

親の顔色うかがいすぎた経験があなたの人生を狂わせている~他人軸から自分軸へ : 好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

 

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【編集後記】

サラリーマン川柳

サラリーマン川柳をご存知でしょうか?

知らない人のために簡単に説明すると、

会社員(恐らく主には中年男性)の日々の苦悩や時事ネタを

パロディーのように川柳にしたものである。

 

作品を見ると、

脱力感をさそうようなもの、

ウンウン!とうなずき、同情してしまうものもあれば、

思わず笑ってしまうようなものもある。

 

得意先のドクターで

毎年これを待合室の壁に飾っている先生がいるのを

思い出し、今日はこれについて書くことにした。

 

気になる方は、第一生命のサイトや

下記サイトから見てみることをオススメします。

 

世のお父様の奇想天外な発想力に、

あなたを思わず唸らせる作品も見つかるはずです(笑)

サラリーマン川柳、100選決定! - 働き方の変化を描いた句が多数 | マイナビニュース

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【管理人について】
私立大学薬学部(4年制)卒業後、大学院の修士課程修了(薬理学2年)。
外資系製薬企業に入社、MR導入研修を首席で修了(当時のMR認定試験6科目中4科目で1位)、現在もMRとして働いている。エリアの開業医、地域中核病院を担当。5つ以上の新薬上市経験があり、そのうち3回ほど、売上や計画達成率で全国1位になったことがあり、全社表彰は3回受賞。将来は社長もしくは役員になり、自社や業界の矛盾点を正し、真の意味で患者貢献・医療貢献をしていきたいという夢がある。特技は情報収集発信・プレゼン。
趣味は英語・読書・自己啓発・グルメ・MR業界を盛り上げること・MR志望の就活生の相談に乗ること。資格はTOEIC800・薬剤師・MR・薬学検定1級・漢検2級など