製薬企業MRのためのギャオスの部屋

現役MRのギャオスが、製薬企業のMRという職業について語っていきます。営業の方のスキルアップにもお役に立てると思う情報を公開していきます。

321、情報の仕入れ

皆さん、こんばんは!

製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪

ブログ管理人のギャオスでございます!

 

 

本日のテーマは

___________

  情報の仕入れ

___________

です!

 

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それでは本題に入ります。

 

今日は、予告通り、

情報の仕入れについてお伝えします。

 

MRは医薬情報担当者である。

 

つまり、医薬品の情報に精通している必要がある。

 

まずは自社医薬品、その次に他社医薬品、疾患の知識、

合併症や検査値の知識、副作用の対処法、など

ひとくちに医薬品の情報といっても、

必要とされる知識は実に広範だ。

 

上記のことだけでも、しっかり出来ているMRは

100人に1人もいないと考えている。

 

私も到底しっかりできているとは思えない。

 

しかし、昨今は医薬品の情報を仕入れて、頭に入れるだけでは

不十分だとさえ言われるようになってしまった。

 

その原因がインターネットの利活用ができるという

「環境の変化」によるものだ。

 

そうなると、MRは困る。

どうしたらよいか途方に暮れる。

 

しかし、まずは出来ることを突き詰めてみるのが良いと思う。

情報がインターネットで取れる社会であっても、

伝え方一つで印象は変わる。

 

「目」で見て文字で読むよりも、

我々の話を「耳」で聞く方が好きな人も多いだろう。

 

さて、今日の真の目的、情報の仕入れについてお伝えする。

 

これまでに「情報アンテナ」の概念についてはお伝えした。

またMRが情報を取るべき「リソース」についても、

提示してきた。

 

この期に及んで、情報の仕入れについて、

何か記事を書くことがあるだろうか?

 

私なりに限界にチャレンジしたいという想いから

今日は記事を書く。

 

まず皆さんは情報をどのように取得しているだろうか。

新聞・ラジオ・インターネット、テレビ、コンビニにおいてあるような雑誌や本

大きめの書店に置いてある専門書、町のいたるところにあふれる広告

(たとえば電車の中吊り広告など)などなど、枚挙にいとまがない。

 

新聞も、さらに、朝日新聞・読売新聞・日経新聞日経MJ西日本新聞毎日新聞

スポーツ新聞など本当に多くの種類が存在している。

テレビはいくつもチャンネルがある。BSなども含めると相当な数だ。

インターネットはネイバーなど、まとめサイトウィキペディアに限らず、

個人のサイトも力をつけてきている、

最近はyou tubefacebook広告などの動画による情報発信も増えてきた。

 

このことからも、

情報については実に多種多様なリソースが存在するのは

言うまでもない。

 

これらを全て頭に入れようと思うと、

時間がいくらあっても足りない。

 

どのリソースから情報をとるのか?

私がお勧めするのは、自分自身の既存の思考の延長線上にない

知識を得られるようなところから情報を取得することをオススメする。

 

何故なら、自分自身の思考レベルで考えられるレベルのような情報は

そもそも取る必要はないからだ。

 

また皆が知っているような情報も

あまり必要ないかもしれない。

 

仲の良い友人との「話の輪」に入るのには重要だが、

社会の中で「価値提供する」という意味では、役に立たないからだ。

 

 

さて、ここからは情報の仕入れについて、 

情報取得レベルというレベル別観点で説明してみようと思う。

 

まずは情報取得レベル0

これはまったく情報に対して注意を払っていないレベルである。

人の話は聞かない。右から左に流していくようなレベルである。

人から何か聞かれても分からない。

 

次に、情報取得レベル1→皆が知っている情報に注意をはらう。

先日の九州北部の豪雨や北朝鮮のミサイル問題など一般的な社会のニュースを

仕入れるレベルだ。芸能関係のニュースはレベル0.5と定義づける。

人と雑多な世間話ができるレベルともいえる。 

 

情報取得レベル2→できる限り多くの情報サイトから情報をとり、更には

その情報を自分の中に落とし込むべく、何らかの形でまとめたりメモを取っている。

ここまでくると「情報通の自負がある人」になるだろう。

人から何か相談をうけたときに情報を提示できる。

すなわち根拠を示したうえで、解決法を提案できる。

 

自分はどのレベルにいただろうか?

レベル0だという方は、まずはレベル0.5でも1でもよいので、

スモールステップでも段階的にレベルを引き上げていくと良いだろう。

 

レベルとしての違いはたったの1かもしれないが、

1と2では完全な別次元である。

 

MRが医師や薬剤師、看護師などの専門職を相手にするならば、

かなりのレベルが求められるのはご想像に難くない。

 

しかし、見方を変えてみよう。

相手があまり知らない知識であれば、情報取得レベル1でも

相手にとって有用な情報を提供できることもあるだろう。

 

Dr.であれば病気の知識は完全にレベル2である。

薬剤師の薬の知識はレベル2。

(中には、時代に置いていかれたレベル1のヒトもいるが。。 )

 

人をレベル別に分けるのは失礼な話だが、

話が分かりやすくなりそうだったので今回このような形で説明を行った。

 

さて、レベル2これ以上のレベルは存在しないのか?

実は情報取得レベル3が存在すると、最近思い始めている。

 

情報取得レベル3

これはセミナーなどで、人から生きた情報を引っ張ってこれる人だ。

人の話をよく聴く人とも言い換えられるだろう。

アナタの周囲にも、もしかしたら1人ぐらいはいるかもしれない。

とにかくとにかくとにかくとにかく人の話をじっくりと聞いている人。

 

実は、このレベルの人たちはたくさん本を読む。

月に10冊は最低読んでいる。彼らは暇なのだろうか?

いや、彼らは暇ではない。むしろ人よりも、はるかに忙しい生活を送っている。

 

これは、そのレベル?に属すると思う人から聞いた話だが、

彼らは「忙しいから本を読めないではなく、本を読まないから忙しい」

ということをよく知っているそうなのだ。

だからこそ、本を積極的に読んでいる。

 

また本の読み方も一般人とは違う。 

彼らは速読であったり、フォトリーディングという手法であったり、

読み方も工夫をしているのだ。

 

単純に速く読むだけにもとどまらない。

彼らは文章を味わうこともあるそうだ。

精読にしても、わからない用語があったら国語辞典で調べたりなんかもしている。

なぜかというと、言葉のニュアンスを知ることで、自分自身の感情・感覚を

筆者の感情や感覚に近づける努力をしているのである。

NLPなどの話になるが、細かい話は、ここではしない。

 

ニュースなどの現代の話やAIなど未来の話だけでなく、

原理原則といった過去の先哲達がまとめた古典も含めて知識を入れている。

もはや、このレベルになると単純に知識が多い人という枠には収まらない。

 

自分自身で既存のパラダイムを打ち破り、

新しいパラダイムを創り出せるレベルになっている。

パラダイムは枠組みとかモノの見方と解釈してください)

 こういう人たちが情報を発信してくれていると良いのだが、

知り合いになるのさえ困難なレベルだ。

 

私もレベル3を目指しているが、

果たしていつになるかはわからない。

今は恐らく1.5ぐらいのレベルだろう。

Mr.childrenでいうところの「終わりなき旅」である(苦笑)

 

情報が氾濫し、情報が爆発する今の世の中で

情報に対して、どうかかわっていくかは個人の自由である。

 

しかし、「知る」ということを突き詰めるのは

案外面白い。

 

皆さんが好奇心をもって、

積極的に情報にかかわっていくようになってもらえたら

非常にうれしく思う。

 

次回は「情報検索力」についてお伝えする。

 

本日の内容は以上です!

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

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【本日の要点】
情報の仕入れについて、久しぶりに記事を書きました。
あなたの情報取得レベルはいくつですか?
 
【本日の注目記事】

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【編集後記】

 時間があるときに、更新していきます。

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【管理人について】
私立大学薬学部(4年制)卒業後、大学院の修士課程修了(薬理学2年)。
外資系製薬企業に入社、MR導入研修を首席で修了(当時のMR認定試験6科目中4科目で1位)、現在もMRとして働いている。エリアの開業医、地域中核病院を担当。5つ以上の新薬上市経験があり、そのうち3回ほど、売上や計画達成率で全国1位になったことがあり、全社表彰は3回受賞。将来は社長もしくは役員になり、自社や業界の矛盾点を正し、真の意味で患者貢献・医療貢献をしていきたいという夢がある。特技は情報収集発信・プレゼン。
趣味は英語・読書・自己啓発・グルメ・MR業界を盛り上げること・MR志望の就活生の相談に乗ること。資格はTOEIC800・薬剤師・MR・薬学検定1級・漢検2級など