10、医療機関訪問
皆さんこんばんは!
ギャオスでございます!
今日はMRの本分ともいえる活動、医療機関訪問について書こうと思います。
この内容、書こうと思ったら数か月かかってしまう気がしますので、
少しずつ気が向いたときに書いていけたらと思います。
MRの本分は医薬品の適正使用の推進です。
今後は多少変わってくる部分もあるとは思います。
これまでのMR活動の本分ととらえてくれれば幸いです。
会社は我々MRに売り上げを求めてきます。
「自社の医薬品をもっともっとうってこい!」
生命保険だとか、家だとか、車よりも医薬品は更にナイーブなものだと思います。
なぜなら医薬品は患者さんの健康に直接かかわるものだからです。
薬を飲むと、体に何らかの影響を及ぼします。
使い方を誤ると、下手したら患者さんは亡くなってしまいます。
分かっているかと思いますが、これは冗談ではなく、本当です。
つまり担当エリアで起こった自社医薬品の副作用はすべて自分の責任と
思った方がよいと思います。なかなかすべてをゼロにすることは難しいのですが、
適切に使っていくことで限りなくゼロに近づけることができます。
ここからはよくある話です。
MRは新薬だとか、会社が売れという薬の有効性ばかりを先生方に訴えます。
でも先生方が知りたいのは案外副作用の内容、頻度、対処法・相互作用・禁忌(どういう方にはつかってはいけないか)などの安全性情報だったりするのです。
でも実はこれもきれいごとで副作用ばかりを案内すると使ってもらえません。
なぜなら、先生方は医薬品をなぜ使うのかと言ったら、患者さんを良くするためだからです。効果のない薬なんかつかわないです!
べつに効果がない薬はあまりないと思いますが、この薬は「効く!患者さんのためになる!」という印象をもたないと先生方は使ってくれない、ということもまた真実だと私は思います。
「先生に、安全に使ってもらいたいから私は副作用ばかり案内します。これが私の正義です。」、というMRがいたとします。結果、全く使ってもらえず、会社からは売れ売れとさらに追及され、下手したらさぼってないかまで疑われ、外資系なら首になることもあると思います。
先生に自社医薬品の話を安全性ばかり話していて、全く使われない。
それって、相手が実際行動に移していないわけですから、ある意味自分の活動は全く社会に影響を及ぼしていないということになります。(もちろん先生方にあなたは誠実なMRだと思われていると思いますが。。)
これはあまりにも寂しいケースですが、
現実として往々にしてよくあることと思います。
この場合、その人は「売らなきゃならない」と、
セールスマシーンに変貌していくことが多いです。本当にこれは悲しいです。
結局はあいまいな話ですが、有効性と安全性のバランス感や適切なタイミングをもって案内していくことが大事なのではないでしょうか?
ただ先ほど述べた、患者さんへの想いをもって活動していくことは非常に重要だと思いますし、その思いは、きっと医療従事者に伝わるものと信じています。
では、どうやったら想いが伝わるのか?
私も模索中ですが、今後そういった部分に関しての
意見を述べていこうと思います。
お付き合いいただければ幸いです。
本日も読んでくださり、ありがとうございました!
【本日の要点】
自分の正義とは何か、大義はなにか?
考えて仕事に臨もう。
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今日も読んでくださいまして、アリガトウございます♪(*^-^*)
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