110、講演会について
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本日のテーマは
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講演会について
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です。
MRにとって、
「講演会」は
現在できる大きな打ち手の一つです。
学生の方は講演会と聞いても、
イメージが漠然としているかもしれませんね。
すこし、説明していきますね!
まずは講演会とは何か
お伝えしていきます!
一般的な講演会というと、
どこかの大学の教授や
大病院の部長クラスのドクターが演者(えんじゃ)になって、
疾患や薬剤の話をするというものです。
疾患や薬剤といいましたが、
テーマは様々で医療制度の話もあったりします。
講演会には、
座長(ざちょう)も必要です。
座長もどこかのお偉い先生であることがほとんどです。
座長の先生の役割は、基本的には司会進行です。
演者の先生の略歴(どこの大学を卒業して、研究歴や
留学歴、勤務歴や学会受賞歴や所属学会などについて)を紹介します。
また演者の先生が、講演し終わった後に、内容に関しての質問などを行ったりします。
誰に対して講演するのでしょう?
大体が、医師や薬剤師や看護師が対象です。
講演会は、
製薬企業にとって、どのような利点があるでしょう?
まず、第3者から顧客のドクターに
話をしてもらえることでしょう!
私たちMRは、普段自社医薬品の情報提供を先生方におこなうのですが、
先生方も「まあ自分のところの医薬品だから、使ってほしいわけだし、
いいことばっかり言うよね!」と半信半疑の方が多いわけです。
(勿論そのMRが信頼をどの程度得ているかによっても反応は違いますが。。)
これが、講演会でドクターからドクターに話をしてもらったら、どうでしょう?
「あの有名な先生が言うんだから、きっと今日の講演内容は正しいんだろう」と
納得してくれる率が高くなります。
製薬会社は演者や座長の先生に基本的に謝金を支払います。
(講演してもらったことに対する対価です)
演者の先生も、その場合スポンサーについたところ製薬会社の薬剤のよい部分を
大体紹介してくれるわけです。
勿論安全性についての話などもします。
(注意しないと、患者さんに不利益が生じる可能性がある点など)
一回あたりの講演会にはどのくらいのお金がかかるでしょう?
大体50万~150万ぐらいでしょうか?
なぜこのように予算に幅ができるか、予想してみてください!
どの程度お金がかかるかは、
開催場所(ホテルか病院の会議室か市の施設か?)、
演者への謝金(3万か5万か7万か10万か30万か)、
招待する人数(30人か50人か100人か200人か)で変わります。
開催場所としてはホテルが多いですが、その場合は地方か都市部か、
ホテルのグレードによっても、だいぶ変わりますよね。
また招待する先生方の人数によって、
部屋の大きさも
講演会後の情報交換会(立食パーティ)の料理の人数も
変わるので、そのあたりで変化します。
交通手配のタクシーチケットや
電車や飛行機のチケットも人数によって、
かなり変わりますので。
ご参考までに、
私がついこの間開催した講演会を例にとりますと、
80名ぐらいの先生方にお越しいただいた会で
全て合わせて70万ぐらいかかりました。
ここまで聞いていると講演会って、
製薬会社が先生方に薬を使ってもらうために企画する会じゃん。と
ブラックなイメージをもったかもしれません。
確かに、そういった側面もございますが、
非常に有意義な側面もございます。
それは先生方の顔合わせの場になったりする
役目を果たせるということです。
そこから、病診連携や病病連携
、診診連携構築の第一歩になったりするわけです。
*病診連携→病院と診療所(クリニック)が連携して患者さんの紹介などを行うこと
*病病連携→病院と病院がが連携して患者さんの紹介などを行うこと
*診診連携→診療所と診療所が連携して患者さんの紹介などを行うこと
これからMRになるという方は、
講演会を企画・運営するということも現場に出ると
になってくるということを覚えておいてもらえたら幸いです。
ということは、
MRには企画力も必要となることは明らかですね!
ではどのような手順で、
講演会を企画・運営するのか、
ざっくりとした流れを次回お伝えしていきます。
いつもお読みいただき
ありがとうございました!
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【本日の要点】
講演会は、
製薬企業が自社医薬品を使ってもらうためにドクターからドクターに話もらったり、
先生方同士のつながりを作るために行うものです。
【本日の注目記事】
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今日も読んでくださいまして、アリガトウございます♪(*^-^*)
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【管理人について】
私立大学薬学部(4年制)卒業後、大学院の修士課程修了(薬理学2年)。
外資系製薬企業に入社、MR導入研修を首席で修了(当時のMR認定試験6科目中4科目で1位)、現在もMRとして働いている。エリアの開業医、地域中核病院を担当。5つ以上の新薬上市経験があり、そのうち3回ほど、売上や計画達成率で全国1位になったことがあり、全社表彰は3回受賞。将来は社長もしくは役員になり、自社や業界の矛盾点を正し、真の意味で患者貢献・医療貢献をしていきたいという夢がある。特技は情報収集発信・プレゼン。
趣味は英語・読書・自己啓発・グルメ・MR業界を盛り上げること・MR志望の就活生の相談に乗ること。資格はTOEIC800・薬剤師・MRなど