99、後輩の指導内容
皆さん、こんにちは!
製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪
ブログ管理人のギャオスでございます!
本日は後輩の指導内容というテーマについて
投稿します。
私はこれまでに2年ほど、同一の新入の後輩社員を
指導してきました。
(指導というより、ともに成長してきたという表現が正しいのですが、
今回は「指導」という表現で統一します。)
おかげさまで、その後輩1は入社1年目にして
新人賞どころか、
先輩社員も含めた全MR基準の中で表彰されました。
(1000人以上のMRの中で10人ぐらいしかもらえない賞を受賞しました)
私としても、
常に目標は高めに設定することを推奨してきて、
このような結果を得てくれたことは非常にうれしかったですね!
ではどのように指導したのでしょうか?
それをここから明らかにしていきます!
参考になったらうれしいです♪
・MRをして1年たったら、同期のMRには誰にもMRとして負けないレベルになっている
ことを目標にさせた(あわよくば先輩方や私を脅かすレベルを目指せと伝えました。)。
では具体的にはどのようなことを指導したのでしょうか?
箇条書きで書いていきます!
・自分の仕事を終日同行3日することで見せた。
→一応全社表彰3回いただいた経験があるので、おそらく他のMRよりも優れているという
意識は少なからずありました。自分でもどこが優れているかわからない部分もありました
が、後輩に単純に自分の仕事を3日間徹底的に観察してもらうことで他のMRとの違いを
気づくための環境を提供しました。
・電話対応の仕方、来客対応の仕方
・予定表(microsoft outlook)の使い方、予定の立て方。
・実際MRとしての回り方(会えない場合は、手紙対応、卸MRの対応の仕方など)
・言葉遣い(大阪出身者だったので、大阪弁にならないように。武器になるかもしれないが、先輩方からのバッシングを受けて、矯正せざるをえなくなりました。私も指導するために、敬語の本を3冊ほど読みました。)
・MR認定試験の勉強(1年時の12月MR認定試験日まで)
・キャリア相談(MRをずっとやりたいのか、何か目指しているステップはあるのかなど)
・ディテールの内容(各製品の情報提供のやり方を徹底的に教えました。ポイントはシンプルにかつ、ロジックにです。)
・卸での朝礼のやりかた
・パウチの仕方(ラミネートなど)
・オフィスルールを教えた
・メール確認と処理の仕方
・文献検索の仕方(社内文献検索システムとpubmedともに)
・性格分析(自分から見た後輩社員の姿と、後輩自身の考える自分の姿の付け合わせなどをおこない、コミュニケーションに齟齬が起こらないようにした)
・基準進捗の考え方(詳しくはまた別の回にでも話題にします。)
・資料の加工の仕方、グラフや表の見せ方
・競合他社の動きの探り方、得るべき情報のピックアップ
・説明会予演(実際に得意先についていって、練習と本番とのギャップを確認したことも5回ぐらいやりました)
・説明会の実施方法(弁当予約方法、確認内容など)
・製品プロモーターの仕事(数字の発信やターゲットフォロー表作成など、また実績をのばすためにどういった情報をチーム員に発信すべきか)
・情報を徹底的に収集して活用することの重要性、またその方法。
いかがでしたでしょうか?
MRになりたい学生の方がよんだら、イメージがわいた部分、
分からなかった部分があったかもしれません。
MRをしている方だったら、
当然のことですよね!(そうであってほしいです。。)
いずれにせよ、上記の内容などを一つ一つこなせるようになることで、
後輩はいまではうちのチームのエースに育ち、
営業部(MR役70名中)でも、
製品によっては1位の数字を挙げるレベルにまで成長しました。
一番うれしかったのは、入社1年後に、同期と集まる研修で
プレゼンの研修があったのですが、他のMRのプレゼン見て、
「あ、こいつらには絶対負けないな」って思えたと言ってきたことです。
あとは、私がOJTコーチで良かったといってくれたのもうれしかったですね。
私としても1年間は自分のプライベートまで犠牲にして、
指導したのですが、それだけの価値はあったと思います。
是非皆さんも、人を育てる喜びを知ってほしいと思います。
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【本日の要点】
後輩指導で自分の各業務レベルの確認が出来る。
後輩を指導すると自分も成長する。