79、MRのノルマ(計画数字)
皆さん、おはようございます!
製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪
ブログ管理人のギャオスでございます!
本日は、
MRとは切っても切れない関係、
ノルマ(計画数字)について述べていきます。
かなり私見も入るので、
ご参考程度に聞いていただければ幸いです。
MRにはノルマがあります!
それは自社医薬品をどれだけ売上たか?、という「売上高」で判断されます。
会社によっては、生命関連性企業の製薬企業が売上数字を追われるのは
患者さんのために、というよりも宣伝色が強くなるため、
こうした評価を排除し始めている企業もあります。
ただMRは企業の営業部隊に
所属している社員ですので、
まだまだノルマは課せられている
というのが現状です。
私は学生の時に、
「MRって売上で評価をされるし、ドクターやメディカルスタッフの御用聞き(悪く言えば奴隷)で大変そうだし、絶対やりたくない!」と思っていました。
じゃあ今はどうでしょう?
ぶっちゃけると売上で評価されるMRって、
「素晴らしい職業」だと思ってます。
なぜかというと、自分が医療や患者さんのために頑張れば頑張った分だけ、
顧客からの評価はあがり、売上は上がっていくものだからです。
売上って、
ある意味かなり公平な評価指標だと思います。
MRじゃなかったら、完全に上司とかの一存で評価が決定してしまうわけですから。
下手な話、上司に嫌われたら終わりですよ^^;(もちろん上司に嫌われていいことなんてないので、そちらへの配慮もおろそかにはできませんが。)
自分の実力が公平に評価されるMRという職業になって、
勝負をしかけてみるのも面白いと思いませんか?
私は、それが面白い、自分の実力を試してみようと思い、
MRになりました。
なので、私は売り上げで評価を判断するのは、実際のところ賛成派なんです。
でもこの単純に聞こえる売り上げというのも、実際には複雑な側面を持ちます。
売上がノルマに達しそうにないから、
ということで医療機関(クリニックや病院、薬局)にお願いして、
詰める輩が居るんですね。
大体売上数字の判断は半年に1回を区切りに、判断されるので
4~9月の売り上げで判断されるとしたら、
9月の月末に、
たくさん詰めるんです。
どのくらい詰めると思います?
一般的には、1か月分あるいは、
翌月の月初の分(月頭分;げっとうぶん)
ですが、
ひどい奴だと「1年分とか2年分」とかですよ。><
1年分、ってその金誰が払うのか、って言ったら医療機関の先生方ですよ?
迷惑どころの騒ぎではないですね!
でもある意味、1年分詰められるってことは、その医療機関から評価されていることの証明で、評価されていないとできない荒技です。
それでも、それって患者貢献でも医療貢献でもなんでもないですよね。
ノルマが達成できないような人に、会社によっては「絶対達成しろ!」と圧力を
かけたりします(最近はそんなことやって売上ふやしても仕方がないということで少なくなってきてる気はしますし、医療機関もお願いされても詰めさせないところが増えてきていますが。。)。
そんなことたとえ言われてもプロのMRだったら、
会社や個人の都合と、医療機関の都合、どちらを優先するかといったら、
絶対後者です。
今後は、納入売上高ベースではなく、実際に処方された数(症例数)ベースでの
評価もされるような時代になってくるのかもしれません。
ここまで、お話しすると、学生の皆さん、
「やっぱりMRになんてなりたくない!」と思ったでしょうか?
ご安心ください!
このブログに書いてることを
きちんと実践していったら、支店内1位とか
すくなからず営業所1位なんて余裕で取れると思います。
キチンと当たり前のことを当たり前に実行するだけでいいんです。
結果だせていないMRって、
サボっていたり、どこか抜けているMRばかりですから。(結構こういう人たちには、ムカついてます)
口下手な私でも、売上全国1位何回か取れたわけですから。(勿論詰めずに)
さて、次回は、ノルマがどうやって決まっていくのか?
そのあたりの裏事情について、お伝えしていきます。
個人的には、
ここかなり重要なポイントですので、
是非次回も見ていただきたいです。
それではよい休日を!
【本日の要点】
MRはなんだかんだまだまだ売り上げで評価されている。
ノルマ達成のために詰める人がいるが、その行為はお勧めできない。
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