製薬企業MRのためのギャオスの部屋

現役MRのギャオスが、製薬企業のMRという職業について語っていきます。営業の方のスキルアップにもお役に立てると思う情報を公開していきます。

282、MR以外の道(キャリアコンサルタントの方のインタビュー)

皆さん、おはようございます!

製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪

ブログ管理人のギャオスでございます!

 

 

本日のテーマは

______________________________

  MR以外の道(キャリアコンサルタントの方のインタビュー)

______________________________

です!

 

 

国家資格のキャリアコンサルタントYさんをご紹介します。

Yさんは、国内大手内資系企業で7年ほどMRをして、

現在は資格を活かして、

キャリアコンサル業をしているそうです。

 

MRから新たなキャリアに踏み出したYさんに

今回インタビューをしました。

就活生や現役MRの方どちらにもきっとお役に立つのではと思います。

 

それでは早速内容に入っていきましょう!!

 

QMR(医薬情報担当者:Medical Representative)という職種を

どのようにして知りましたか?

→大学の理学部の化学科出身なのですが、大学に入学してから

勉強についていくのがきつかったという状況でした。

大学の学部主催の就活生講談で、4年生になった人、

つまり1つ上先輩が、3年生の後輩に就活について話す機会があり、

そこでMRを知りました。

当時は高校生の時も教員とか、大学院行って、製薬企業の研究職にもなりたいと

思っていました。

 

Q、なぜMRになりましたか?

→先輩の話を聞いて興味を持ちましたが、「うちの大学から、そんな大企業に就職できる人いるんだね」、ぐらいにしか最初は思っていませんでした。

でもよく話聞いてみると、その先輩の大学生活の様式が私にすこし似ていたんです。

大学のテストの成績が悪いから、いい会社にはいけないと思っていたが、

そうではないことを知り、MR職も狙おうと思いました。

 

Q、学生時代に頑張ったことは、どのようなことがございますか?

→スキー部だったけど、辞めてしまいました。頑張ったと言えるのかはわかりません。

それと、バンド活動をすごくやっていました。

その影響か、大学生なんですけど、いろいろな人と知り合いでした。

美術大学にも知り合いがたくさんいたり、中卒・高卒のような人もいましたね。

課外活動は頑張ったと言えるのかもしれないですね。

 

Q、就活で(製薬企業は)何社選考を受けましたか?

また、印象的な選考や質問があれば教えてください!

→ エントリーは名のある企業はほとんどエントリーしました。

説明会にはよく参加していて、1日3社ぐらい行っていたりもしました。

今の人はスマホでスケジュール管理しているのかもしれませんが、

スマホが普及する前の、当時から効率よいスケジュールを組み立てるのは、

得意だったので、1日3社行くぐらいは普通にこなせました。

 

Q会社説明会での注意点や心構えは何かありますか?

→人事の方の雰囲気は見ていたつもりです。同じような製薬企業でもカラーが

でるのではないかと思っていました。

人事は会社の顔なんだろうな、と思ってみていました。

カラーの例としては、「結構堅そうだな」、とかですね!

某大手内資企業は日曜日に呼ばれた内定者の方への質問コーナーがありました。

内定者ということは、大学4年生なわけで、そのような学生を日曜に呼びつけるのが

どうなのかなぁと思っていました。

 

Qエントリーシートを通過するための何かアドバイスはありますか?

→自己PRは大体共通したものになってしまうものですが、

受ける企業のHPを全部チェックして、会社のカラーを

就活生なりに感じ取り、1社1社志望動機を書き換えていました。

 

Q、グループディスカッション(GD)を通過するための

何かアドバイスはありますか?

→内資でグループディスカッションがあった企業はその選考のところで落ちたので、

何とも言えません。

周りに主張してくるタイプがいるとどう対応していいかわからなかったですね。

指示待ち人間が問題視されているので、

周りの調和を乱さずに、自分の意見言える人が通るんじゃないですかね。

それと、相手の話を聞いたうえで、自分の意見を言える。

大学生に求めるには少し難しい選考かも知れないですね。

Q、就活中に困ったことはどのようなことがありましたか?

→就活を早く動きだすために、大学後期の試験を捨てたりしたことですかね。

そのため、4年生の時に3年後期科目を幾つか再履修した。

周りの学生はいつまでたっても、就活を動き出していなかった。

当時は今よりも早い時期から就活が始まっていたのですが、

1月下旬まで大学の試験があったので、就活している人が全然いませんでした。

 

Q、グループ面接はいかがでしたか?

去年のデータを見て、例えばある会社に1万2000人ぐらいエントリーして

このぐらい採用した。

だからグループ面接は3対1だったが、

逆算するとその中で1人しか受からないとおもっていたので、

その3人の中で、一番入りたい熱意を出しました。

 

Q、面接でのアドバイスは何かありますか?

→月並みですが、試験官の目をみることは心がけました。

きょろきょろするのは良くないので、首のあたりを見ていましたね。

履歴書に書いてある内容に矛盾はしないけど、それに上乗せして話してました。

そのため、各企業ごとに出した履歴書をファイリングして面接に臨んでいました。

 

Qインターンには参加しましたか?どのような内容でしたか?

インターンにいって、実際に入社している子もいました。

ただインターンにいったからといって、受かるわけじゃないから、

私の場合は、合理主義でバイトをしてその分お金を稼いだ方がいいと思っていました。

 

Q、最終面接ってどうでしたか?

→私の場合特殊で、入社した会社の面接の方が、

グループ面接と同じ人だったんです。

だからかもしれませんが、自信をもって面接できました。

その会社は、就職活動をMR職で行おうというキッカケをくれた会社だったので、

素直な気持ちを出しました。

「他の最終選考残っているところはどこかありますか?」という質問には、

正直に答えてました。

ただし、その影響か最終選考で落ちたところが3つありました。

おそらく、第一志望にしていた企業の規模がその他の3つの会社より上だから

そちらに行くと思われたんでしょうね。

 

Q、内定が出たときのお気持ちはいかがでしたか?

→うれしかったですけど、1か月以内に電話が来ますといわれて、

本当に30日ぐらいたってから電話かかってきたんです。

それは、その会社ではあるある話なんですけどね。

 

 

Q、内定後、MRとして活躍するために、特別に何かことはありますか?

→大好きな音楽バンドがあって、大学4年生の時に全国を巡る解散ツアーが

ありました。

当時私は、家庭教師とコンビニのバイトをしてたのですが、

30~40万と貯金がある程度あったので、すべて行きました。

じゃらんで調べて、ぼろ過ぎず、比較的安い宿をとり、札幌・仙台・埼玉・宇都宮・金沢・神戸・大阪・名古屋・福岡など、軒並み支店があったところの、すべての都市を見れたのが見れたのがよかったですね。

 

Q、内定後は、入社前に同期とのイベントなどございましたか?

→当時はmixiが全盛期で、11月ぐらいに内定式があって、飲み会の幹事をしました。

同期の方とは辞めた後も、交流が深いですね。

おとといある場所に行っていたのですが、その地域に住む同期にもその時には会いました。

 

Q、ご自分の強みと弱みはどのようなところでしょうか?

→就活当時の強みは、人を喜ばせるのが好きだったことです。

面白いプレゼントを作るのがスゴイ好きだった。

たとえば、ヴィレッジバンガードのプレゼントを組み合わせて、

あげる人のことを良く考えて、プレゼントを考えたりとかですね。

弱みは、向上心が薄かったことですね。勉強がとにかく嫌だったんです。

MR認定試験落ちそうなやつみたいな感じでした。

当時の上市からは、お前1週間、オフィスに缶詰めしろといって、

MR活動をせずに直前期は勉強をさせてもらいました。

その甲斐あってか、1発で合格することが出来ました。

 

今の強みは、キャリアコンサルタント取ってからですが、

自分のことを客観的にみれるようになったことです。

それと、自分の見せ方はうまくなりました。

 

弱みは、器用貧乏ということですね、いろんなことをできるようになったんだけど。

マルチタレントにはなったが、どこでもNo.1になれないんですよ。

色んな事に興味があるから、そういう性分なのかもしれないですね。

運動が強い高校に入ったので、インターハイ代表にもなりましたし、

新しいことにチャレンジするのはすきだが、

向学心はないんです。かといって、途中で投げ出したりもしてはいないんですけどね。

 

Q、研修中は苦労しましたか?

→超苦労しました。自分がヤバイことを認識していました。

全然薬の名前が覚えられなかったんです。

大学で学んでいた化学、例えば有機は化合物名はIUPAC法で決まっているが、

薬剤は固有名詞みたいなものなので、覚えにくくてきつかったです。

あとは、門限があり、その時間が21時だったことも苦労したことの一つです。

それでも遊びに行くために、名古屋とか大阪とかを行き来してたりしてました。

今思えば、バイタリティが相当ありましたね。

 

Q、研修中の様子を教えてください!(ホテルに泊まりこみ?研修所?

毎日テスト?MR認定試験の勉強、マナー、言葉遣い、ロールプレイ、プレゼン)

 →男性は寮、女性はホテルでした。研修は会社が所有している建物(田舎)を利用して行われました。

研修では、配属地にまで影響しているかは言い過ぎかもしれないが、性格は見ている

気がしますね。

自分の会社の製品名と一般名がどちらかが一致しなかった。

プレゼンは声が通るので得意でした。中々単語を覚えられなかったと言いましたが、

プレゼンはPPTの中にヒントがある、つまり情報が書いてあるので、

脳の回路がつながるので、説明できました。

 

Q、ドクターや薬剤師、そのほか顧客とかかわる際に、意識していたことを教えてください!

→忙しいときを見極める。話す内容をウマく考えていた。

忙しいけど話を聞いてくれるときは、端的に話をまとめていた。

なるべく連絡先を聞くようにしていました。主にメールアドレスですね。

 

QMRという仕事は、学生の頃のイメージと、

実際働いてみての現場にギャップは何かありましたか?

→思ったより楽でした(笑)

相当周りから、「大変だよ」と言われているなかで入社したので。

むしろ、研修の方が苦痛でしたね。

あとは、車で止めにくいところにとめるのが、大変でした。

それと、分かってはいたことですが、

「女性が若い人しかいないな~」と思っていました。

 

QMRをしてみて、大変だったことや失敗談はどのようなことがありますか?

→大変だったのは、ゾロ対策でOD錠がでたときに、OD錠の切り替えの

トレース(追及)が始まったときですね。

私は当時、地域の中核病院を担当していて、ODが入らないから

周りへの波及効果がないと嫌がらせのように言われていました。

その病院は、殆どが後発品がでると後発品にかわってしまうんです。

くせ者薬剤師がいたんですね。戦略としては、

その錠剤を処方している医師を全員回って、

私がいないと情報が正しく提供できなくなることを、

関係する診療科の医師につたえ、全員を味方に付けました。

薬剤部はしばらく出入り禁止になりましたが、

結果的にOD錠を採用させることが出来ましたし、ドクターには感謝されましたので、

担当病院の中では、伝説になりました(笑)

 

Q、顧客で好きなタイプや苦手なタイプはそれぞれどのようなタイプでしたか?

→得意なタイプは、女性MRがダメなところでも2軒OKになるケースがあったことですね。いい意味でも悪い意味でも、女性MRは華やかなので、

私の場合は、対照的にドロンコ営業スタイルで行きました。

たとえば、資料を頼まれたときにも、MSさんにもっていかせるのではなく、

自分で持って行くとかですね。

スケジュール組むのがうまかったので、それが出来ました。

あとは、あんまり頭がよくない医者も洗脳作戦が功を奏すケースが多かったです。

 

クセがある医者とか気難しい医者にも気に入られていました。

多分、空気を読んだときに話しかけたり、会えなくても痕跡を残すことをしていたから

だと思います。

あまり他の会社の製品の悪口は言わずに、データベースで話をするようにしていました。

ヒットするストーリーがあって、それを頭で残るように、

立ち話でも残るように意識していました。

あとは、MRは名前で呼ばれるようになると勝ちだと思いますね。

それだけ相手に認知されているということなので。

 

苦手なタイプ→循環器にそういう人がおおかった気がします。

会う時間があまりとれなかったからかもしれません。

訪問規制の後に、返ってくるから、

最大限のことをやっていたが得意だという感覚はなかったです。

 

Q、休日の過ごし方を教えてください!

→最近「休みだ!」という休みはあまりないのですが・・・。

資格を維持するための研修に参加することが多いですね。そこで出会った人とご飯を食べに行ったり。勉強嫌いが嘘のようですね。高校時代はガリ勉タイプなので私の二面性みたいなところなのかもしれません。

 

Q、開業医(エリア)担当と病院の違いはどのようなところでしょうか?

→開業医担当はMSとの連携が重要だなぁと思いました。各会社のラインナップにもよると思いますが、病院で処方されて、紹介されてきた患者さんのDo処方を管理するような薬剤がメインになってきた頃は自ずと自分の中の比重は病院メインになりました。

 

開業医さんの担当先の忘年会なんかに(時代かなぁ)参加して、

一発芸とかやっていた時代もあったので懐かしいですね。

そういうのも結構好きでした。

 

QMRで必要とされる能力はどのようなことだと思いますか?

→ドクターが欲しい情報をナイスなタイミングで提供できることが大事だと思います。

面倒見のいい先生は若いMRを可愛がって訪問することで可愛がられたりするということもあるけれども、年齢を重ねてくるとそればっかりはいかなくなりますよね。

 

特に今は欲しい情報が簡単に手に入る時代ですから、

よりナイスなタイミングで情報を出せることが必要になってるでしょうね。

 

QMRは医療貢献に役立っていると思いますか?

→そう思いたいと思って仕事をしていました。

しかし、どうしても自社の製品に偏った情報を話しがちですよね。

MRと言っても営業ですから。

今ならもっといい話し方ができるかもしれません。

一度離れて見えてきたことが多いです。

 

QMRの人数は減ると言われていますが、ズバリどのくらいになると思いますか?

→3分の2くらいになると思います。

MRはプロパーからMRと呼ばれるようになった頃に採用された人、MRに女性を登用し始めた頃の女性(これは離職している人が多いですからノーカウントかも)が辞めたとしてもその穴埋めで多めに採用するとかはしなそうですね。

 

Q、MRの女性が抱える特有の悩みは何かあると思いますか?(セクハラや見た目で気に入られて、説明を聞いてくれている気がしないなど、院長の奥さんに警戒されるとか)

→綺麗な人が多いんですよね。あとは派手とは違いますが、いい靴とかいいスーツを着ている人が多いからお金がかかりましたね。

今は接待禁止ですけれど、男性の医師を接待するときは男性社員を1人つけて行うんですけれど、お手洗いに立たれている時にセクハラを受けたことは1度ありました。

院長の奥さんに警戒されたりするのは常ですが、さっき言ったかも。

私は割と気に入られる方でしたので困りませんでした。

 

Q、あなたが考えるスーパーMR(尊敬する先輩MR)はどのようなところがすごいですか?具体的に教えてください!

→とにかく仕事に誇りを持っている人。

会社から言わされているのではなく、会社の方針もあるけどそれを自分に落とし込んで

自分の言葉で話せている人。そういう先輩は尊敬していました。

仕事を離れた今でもMRとして尊敬している先輩は2人います。

2人とも現役MRですね。


Q、MRに今後求められるのはどのようなスキルでしょう?

→疾患を知ることだと思います。

今まで以上にそこに詳しくならないと厳しい時代でしょう。


Q、MRに向いていると思う人はどんな人だと思いますか?

→コミュニケーション能力が高い人はもちろんなんですが、

ただ高いだけではなくて空気とか、間を読める人が向いていると思います。

あとはスピーディーに仕事ができる人。

迅速な対応が必要な場面が出てきますのでそれは大切ですね。

あとは、地元に配属になるわけではないから、

どこの土地に行っても楽しくやっていける人

(一部の現地採用のコントラクトMRなどは除く)

 

Q、MRは患者さんとコミュニケーションをとることがないですが、どのようなところにMRのやりがいを見出しますか?(具体的事例があるとありがたいです)

→医師から「こないだ良いと思って処方した患者さんこういう感じで良くなってるよ」と具体的な話をしてもらえた時ですね。

薬剤師でも看護師でもないMRが医療従事者に片足を突っ込んだ瞬間のように感じていて、とても嬉しく思いますね。

 

QAIや毎年薬価改定や訪問規制、トランプ大統領始動など、

最近話題のトピックに関して何か思うことがあれば聞かせてください!

 

→MRじゃなくなって、逆に最近ニュースを良く見るようになったんですけれど、電通の事件は悲痛でしたね。働き方改革が騒がれていますが、MRはみなし労働制を導入している企業が多くて、新卒からずっとMRという人が多いですから「こんなものだろう」と思っている人が多いと思います。就業規則とかも忙しくてみたこともないって人が多いと思うし。そのあたりは自分も職業柄気になってニュースをよく見てます。

 

Q、キャリアコンサルタントについてお聞きします。この資格を取ろうと思ったきっかけをおしえてください!

→もともと企業にいるときに、「人事部」に行きたいという想いがあったんです。

人事部に行きたかったのは、人事部の女性へのあこがれがあったことと、

新卒採用やりたかったからですね。

教員免許を持っていたので、若者の支援という意味では共通してるかなと思っていた。

私は進路アドバイザーという民間検定を受かっていたのですが、

キャリアコンサルタントが国家資格化して、

仕事の幅が広がるかもと思ったのも資格取得の後押しになりました。

 

Q、取得までにどのくらい勉強して、どのくらいの期間かかりましたか?

→1発で合格したのですが、学科も実技も合格する人は大体4割ぐらいと言われる。

人事部の経験がないので、そういう人たちを除くと、合格率はもっと低くなると思います。

去年の2月、社会人向けのキャリアコンサルタント養成の専門学校に通って、

講座を3月に申し込みました。通信と通学の併用、4月~8月で

6~8月までは通学する方式でした。

第1回の試験は8月で、2回目が11月の中旬、学科試験に論述と続きます。

大きく6科目があります。労働法規とかですね。

あとは

・キャリアコンサルタントとは?

臨床心理士、カウンセリングの理論、

・キャリア教育(キャリアの理論を打ち出したのは)

・就職(失業率)

・アセスメントツールの勉強、

・有資格者と面接

などの内容を学びます。

 

Q、現在の顧客はどのような人がいらっしゃいますか?

→MRの方もいますし、女性の悩みを聞くことが多いです。

 

Q、キャリアコンサルでMRの方は悩んでると思われますか?

→女性のMRの会は愚痴会になります。

女性MRは全国散り散りになるから、集まったときはそうなるんです。

悩んでる人は多いと思いますね。

 

Q、実際取ってみていかがですか?

コンサルするのに、資格はどういう(知識・手法?)ところが役立っていますか?

→職種にとらわれず、フラットな話をしている。

あとは自分自身がMRをしていたので、その経験を絡めて話をしたりはしています。

 

Q、この資格を今後どのように活かしていますか?

→基本的に今は講師業なので、活動の場は増やしていきたいと思っている。

多くの人は忙しくて、キャリアについて考える暇がない。

知らず知らずの間に、視野が狭くなっているので、そういった自分自身について

見直すいい機会を提供していきたいと思います。

 

Q、会社なんて関係なく、どこに入っても同じ、結局は自分次第という方がいるのですが会社による違いは少なからずあると私は感じています。これに関して何かコメントはございますか?

→うーん。「基本的」なことは一緒なのかも。

でも会社によって「カラー」がありますからね。

営業スタイルも違えば、会議の仕方も違うし、働き方も違うと思うから。

よく隣の芝生はあおいって言葉があるじゃないですか。

安易に上司が嫌いだから「うちの会社はいいよー」って言ってたB社に

中途で行こうとか考えると失敗することもありますね。

 

Qフェイスブックファンページ「MRキャリアコンサルタント」「キャリアコンサルタントNet」の立ち上げへの想いなど教えてください。紹介していいですか?

→オッケーです。

MRキャリアコンサルタントはいいね数を増やすのは少しずつでいいと思っています。

MRは悩める仕事だと思ったので少しでも役に立てればなぁという思いですね。

 

キャリアコンサルタントNetは国家資格化した時に色々な民間資格を持っていた人がスライドして国家資格所有者になったという背景があります。

私は国家資格移行後に取得したのですが、そこで思ったのが同じ資格を持っているのに所属団体をまたいだ交流が薄いんですよね。なのでそこの交流ができたらなぁという思いがありますね。

 

 

Q、会社や業界の課題や嫌なところがあれば、お考えを聞かせてください。

→適材適所がうまくまわっていない企業が多いように感じます。

慣習だからお前そろそろ転勤だとか。

あとは現場の上司(フィールドプレイヤー上司)が優秀な人材を抱え込んだ結果

その人は支店外の移動がないとか。

MRの人事に、もっと本社人事が絡んでいく方が良いと思います。

逆に銀行みたいに回っていくなら、そういうもんだになりますしね。

 

Q、教師にはいつごろからなりたいと思い始めましたか?

→高校生の頃ですね。一度は「向いてないからならない」と決めたんですがね。

割と楽しくやってます。土日が結構潰れますけど。

 

Q、今のお仕事の1日の流れをおおまかに教えてください!

→朝は6:40起床。

7:50に出勤します。自分の関係する部署に今日の大まかな流れを確認しに行きます。

8:15から始業です。そこから17:00までは学校業務ですね。

時間割の空きコマは授業の準備をしたり、雑務をしたりしているから休みではないです。

だいたい定時から30分ぐらいで退勤ですね。

 

そこからは自由業だから日によります。まっすぐ家に帰って18:30ぐらいからご飯を食べれる日もありますし、逆にそのぐらいの時間から転職相談や打ち合わせを含めて面談予約が入っていたりすることもあります。それでもだいたい19:30とかには終わりますので20:30ぐらいには家に帰れています。

MRの時は帰宅時間は21:30とか22:00でしたので

そう考えるとこなせますね。(毎日ではないので)

 

Q、教師とMRとキャリアコンサルタントの仕事や業界、

それぞれの仕事の良さ悪さを教えてください!

→【教師】 良いところは子供は可愛いですね!自我が芽生えている子達なので話していると面白いですよ。悪いところは、土日が潰れがちですね。完全オフという日が少ないです。でもその分、土日にでた分の代休的に遅刻出勤や早退出勤の勤怠の日があります。

【MR】離れて思うけど、やっぱり華やかな業界ですね。たまーに恋しくなります。自分が男性だったらまだやってると思います。悪いところはとにかく夜が遅いですね。それは本当になんとかしないといけないと思います。

 

【キャリアコンサルタント

いろいろな人の人生の話を伺えるのは自分も勉強になります。

悪いところではないけど、疲れている時には話を聞くことがあまりはかどらないので、

その辺はより注意しないといけないことですかね。

二日酔いの日とかはダメですし。そういえばお酒飲む機会減りましたね。

 

Q、教師として、キャリアコンサルタントとして、なんでも結構です。

どのような人でありたいですか?

とにかく自分が毎日を楽しく充実していることかな。

与えられた仕事でもいいけど、やらされている感がなくやれる仕事が理想ですね。

 

Q、業界や社会のニュースをどのように仕入れていますか?

→私はスマートニュースのアプリをよく見ます。

だけどスマホのニュースって偏っていることが多いですよね。

日経新聞の表紙は読むようにしています。

 

Q、セミナー(勉強会)に参加していた場合、

参加しようと思った理由やキッカケを教えてください!

→MRの時は一切行かなかったですね。逆に疲れていたのかも。

休みの日に勉強会とか偉すぎる!と土曜日の講演会の受付をやりながら

参加者に対して思っていたぐらいです。

 

今はとにかく自分の経験をうまく融合させたいという思いが強かったから、

特に昨年度はいろいろな勉強会に参加しました。

1年間模索した結果、自分は自分らしくいろいろとやることが好きなので、

今のスタイルが定着しつつあります。

 

Q、セミナーでお勧めは何かありますか(例:池上さんの知恵の輪クラブなど)?

→日経ウーマノミクスという日経ウーマンが主催のセミナーは面白いですよ。

いろいろ働く女性には面白い話題を取り上げています。

MRだけど将来起業したいという獅子は、「ファンタステイック7(起業塾)」がおすすめ。

 

Q、就活時代に戻れるとしたら、どのような職業に興味がありますか?またMRをしたいですか?

→やっぱり教員かなぁ。受ける前に向いてないと決めつけて受けなかったから。

あとは、音楽業界。当時悩んでました。

正社員でMRになるか、契約社員で音楽業界に入るか。

結果としてはMRになってよかったと思ってます。

 

Q、現在磨いている、これから身につけたいスキル・知識・能力は

どのようなことがありますか?

→今若者支援の勉強会をキャリアコンサルタント関連の団体を中心に参加しています。

 

Q、今後目指すキャリアについて教えてください!

(結婚後や子育てをしながらも働きたいかなども含めて)

→このまま一生独身コースであれば今のスタイルを突き詰めていくのも

悪くはないかなぁと思ってます。

結婚とか、もししたとしたら子供が小さいうちは、

逆に自分が独立して行えているキャリアコンサルタントの仕事に絞るかもしれません。

とはいえ、そういう時が来たら変わってたりするかもね。

家族やその時の年齢、体力、仕事の状況を考えて総合的に考えようかなと思ってます。

 

Q座右の銘やポリシーがあれば教えてください!

→やりたいと思ったことを翌日もやりたいと思っていたらやってみる。

たとえ無謀だと思われるようなことであっても、そのやり方を考える


Q、オススメの本座右の書があれば教えてください!

青山学院大学陸上部監督の原晋さんの

「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」

という本です。

私もフツーの会社員だったからこそ共感するものがあったのかも。

 


Q、出会った中で、尊敬できると思ったドクターとはどのような人でしたか?

→ 患者さんのことを考えて治療に当たっている先生ですね。

自分がご飯を食べる暇もないぐらい丁寧な診察を行っていた先生でした。

新任の頃から5年ぐらい担当していたんですが。

患者さんからもMRからも人気の先生でした。

 

Q、最後にMRを目指す就活生の方に(就活上のアドバイスや

学生のうちにしておいた方がよいと思うこと)メッセージをお願いします!

→とにかく学生のうちは、いろいろな人と知り合うことが大切だと思います。

自分の学科にしか知り合いがいない人は学部に知り合いを増やす。

学部にしか知り合いがいない人はキャンパス内に知り合いを増やす。

キャンパス内にしか知り合いがいない人は、

キャンパス周辺の同世代の知り合いを増やす。

同世代しか知り合いがいない人は、

自分の中で無理しないでご飯を食べに行ける年齢層の幅の人まで広げていく。

こんな感じで多くの人と知り合うことで狭い価値観が広がっていきます。

そこから何かヒントが得られることもありますしね。

あとは、「周りがこの業界に行く人が多いから何となく」では、後で後悔したりします。

とにかく納得ができるように頑張ってください。

 

去年かな。「新卒カードを使えるうちに就活したいから就活を今頑張ってます」

といった大学4年生がいました。

その人は某大手商社に内定が決まりましたが、、、、、私はこの考えが嫌いです。

 

「新卒一括採用」の時代は終焉を迎える方向で動いています。

日本の今までの常識からするとすぐには無理だから

皆さんには関係ないかもしれないけれども。

極端な話、大学を卒業した後に世界1周してから満を持して、

就活してもいい時代が来るはず。

新卒だから頑張るという考えであれば見透かされちゃいますね。

なぜ今自分が就活をするのかを今一度考えて欲しいと思います。

それがきちんと見えている人は良い活動ができると思います。

頑張ってください!

 

 

いかがでしたでしょうか?

Yさんには日頃のお仕事でましてや年度末年度初めで大変お忙しいところ

お時間をいただきまして、インタビューにこたえていただきました。

 

私自身もキャリアコンサルティングを実施してもらいました。

とても勉強になるお話が多かったので、キャリアで悩んでいる

MRの方や学生さんがいらっしゃいましたら依頼してみるとよいのでは

ないでしょうか?

 

今後のYさんの教員として、キャリアコンサルタントとしての

ご活躍を祈っております。

 

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本日の内容は以上です!

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 
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【本日の要点】
 国家資格キャリアコンサルタントで元MRのYさんにお話を伺いました。
 
 
 【本日の注目記事】

今や常識? 企業も無視できない「親子就活」驚きの実態 | 日刊ゲンダイDIGITAL

 

イチロー、WBCの将来性に期待「可能性を感じた」 - LINE NEWS

 

人に信用されるためのたった1つのポイント : 好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ

 

薬新カフェ|株式会社薬新井高のブログ » 記者会見は他社の日時や、記者の都合など全く無視して!!!

 

【編集後記】

フィギュアスケート

フィギュアスケートでのニュースが絶えませんね。

羽生結弦選手が先日の世界選手権のフリーで世界最高得点の演技で、

逆転優勝しました。それにしても2位の宇野選手といい、フィギュアの日本の

技術は世界トップなのですね。そんな中、羽生選手も尊敬するという、

浅田真央選手が現役引退を表明しました。人々の心を感動させる演技と

世界選手権での3度の優勝という実績をもつ浅田選手。

引退してからのご活躍も楽しみですね。

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【管理人について】
私立大学薬学部(4年制)卒業後、大学院の修士課程修了(薬理学2年)。
外資系製薬企業に入社、MR導入研修を首席で修了(当時のMR認定試験6科目中4科目で1位)、現在もMRとして働いている。エリアの開業医、地域中核病院を担当。5つ以上の新薬上市経験があり、そのうち3回ほど、売上や計画達成率で全国1位になったことがあり、全社表彰は3回受賞。将来は社長もしくは役員になり、自社や業界の矛盾点を正し、真の意味で患者貢献・医療貢献をしていきたいという夢がある。特技は情報収集発信・プレゼン。
趣味は英語・読書・自己啓発・グルメ・MR業界を盛り上げること・MR志望の就活生の相談に乗ること。資格はTOEIC800・薬剤師・MR・薬学検定1級・漢検2級など