製薬企業MRのためのギャオスの部屋

現役MRのギャオスが、製薬企業のMRという職業について語っていきます。営業の方のスキルアップにもお役に立てると思う情報を公開していきます。

263、給料分の働き

 

皆さん、おはようございます!

製薬企業MRのためのギャオスの部屋にようこそ♪

ブログ管理人のギャオスでございます!

 

 

本日のテーマは

__________

  給料分の働き

__________

です!

 

本日はお金がらみの話をします。

(ドロドロしてそうでヤダ、という人は読まないことをオススメします。)

MRの給料に関しての話です。

 

MRが高収入であることに魅力を感じている人は

結構な割合で存在します。

 

大体、日本のサラリーパーソンの平均年収が450万? という中で、

MRの平均年収ってどのくらいなんだろうと考えたときに、

業界の全体値は公表されていないと思いますが、

恐らく800万ぐらいではないかと思います。

大体倍はもらっているわけです。

 

入社したてが500万ぐらい?

この時点ですでに日本のサラリーパーソンの平均年収を超えているわけです。

 

しかも、そこから伸び率も高いです。

一回昇格したら、月当たりの給料が5~10万、

一回当たりのボーナスが20~30万上がるのではないでしょうか?

 

「こんなのアリか?」ってレベルです。

 

しかし、

盛者必衰・諸行無常という言葉があるように

いつまでもこの状態は続かないことは容易に想像できます。

 

社会保障費の急増、新薬の開発確率の低下、

薬価制度の抜本改革

(アメリカでもそんな話が出ていますし、この流れはおそらく世界に波及します。)

 

「給料が高いから」という理由でMRを目指すと、

あとあと痛い目見るかもしれません。

 

MRが今後給料上がる理由なんて見当たらないですから。

本当は高齢者も増えるから、クスリ使う人も増える→だから売上あがるというのが

普通なんですけど、最近は「もうそうはさせませんよ」という制度がどんどん

出来ているからです。

 

そんな厳しい状況ではあるのですが、私は読者の方に、

「それでもMRを目指してほしい」と思います。

(もちろん自分自身でよく考えた上で、

ご自身で最終意思決定をお願いします。)

それぐらい、やりがいの大きい職業だと本気で思ってます。

 

不要論はただ単に国のMR数削減圧力の代弁なんですけど、

私が頑張ったところで、おそらくこの流れを止めることはできないでしょう。

(実際不要なMRってかなりの割合でいると思いますんで。)

 

それに該当するような人たちは世の中の流れについていけずに、

自然淘汰されていくと思いますし、されていくべきですし、

されていってほしいです。

 

 

さて、そろそろ

今日のテーマ

給料分の働きについて話していきます。

 

例えば、

全MR中で相対比較したとして、

かなり頑張っているMRがいたとします。

 

そういう人たちは、(とくに若手に多いんですが)

よくこういいます。

 

「あの先輩(大体50を過ぎて、企業の中での出世や独立や転職諦めた人)

は全く仕事も出来ないし、私の方が圧倒的に働いていて医療貢献もしている。

なのに、私はいつまで経っても昇格できない。給料が低いままである。

これはオカシイ!!あの人たちは年収900~1000万ぐらいもらってますよ!」

 

確かにこれはある程度、事実だと思います。

私なりに100名近くの若手MRに聞き取りをしてきた結果なので、

かなり真実を表している言葉だと思います。

本当に多くの若手がこういうことを言います。

 

あとは少なからず、表立ってこのような発言をしなくても、

裏では腹の中にその気持ちを抱えていたりします。

 

最近私が思うのは、

企業内や業界の枠内で、そう判断するから

ストレスがたまるんだと思うんです。

 

じゃあ、そういう若手のMRさんが、

例えば今の自分の年収に見合った仕事が

本当にできているかというと実はそうじゃないパターンの方が多いと思います。

 

若手で頑張っていて、年収600万ぐらいの人が

先輩の中年MRで年収1000万を軽く超える人を批判したくなるのは

分からなくもないですが、「いやいやちょっと待て!」と言いたい。

 

「お前も年収に見合った仕事できてんの?」と。

企業内や業界内の他のMRと比較したときには、

その理論は当てはまるのかもしれません。

もっとお金をもらうべきかもしれません!

 

でも違う業界からしたら、

「そういうお前ら若手だってそんだけもらってて、

どれだけの仕事ができてるんだ?」と突っ込まれるぐらいの仕事しか

できていないと思います。(勿論中にはそうでない人もいると思いますが。。)

 

まず600万以上もらっているMRさんは、じゃあ世の中のサラリーパーソンの

平均年収の1.5倍ぐらいもらってるわけですから、

理論上1.5倍働くべきだと思います。

 

つい最近まで、私も上記のような、自社内での比較論理を振りかざすタイプ

だったのですが、もう辞めることにしました。

 

これからは、自分がもらってる年収を

他業界の人がみても違和感を覚えないレベルの仕事を目指します。

 

でも、若手の人にはキツイ時代が来たなあとほんとに思いますね。

70歳ぐらいが定年とかになりそうな気がしますし、

いま批判しているおじさんMRさんたちの、年金も賄わなければならない上に、

おそらく自分たちがもらえる年金は払った分よりはるかに少ないでしょうから。

 

私は働くのが楽しいので、70歳以上定年でいいんですが。。

 

最後に若手のMRさんたちに、朗報を伝えます!

 

MRの平均年収は今後下がるかもしれませんが、

その中で自分が圧倒的な働きをすれば、平均年収なんて関係ないです。

平均年収600万の業界でも、中には1000万稼いでる人もいるわけです。

 

そして本当に会社が嫌になったのであれば、

起業するだけの能力・スキルを身に付ければよいと思うのです。

起業したら、自分のことは全て自分で決められます。

お金も自分で頑張った分だけ、稼ぐことができますよ!

 

MRという仕事を通してでも、そうでなくても読者の方には

「社会貢献できる人材になってほしい、そして自分もなりたい」

そんな想いから今回はブログを書きました。

 

かなり不快な文章だったかもしれませんが、

私自身へのメッセージでもあります。

 

私も給料分の働きが出来ているとは、思えないので、

まずはそれだけの仕事をできるように頑張ります。 

 

そんなに最近は意識しすぎてはいないのですが、

お金に縛られ過ぎずに、

「患者さんや顧客への貢献」などの

「仕事のやりがい」という部分にフォーカスを当てて働いていきたいものです。 

 

本日の内容は以上です!

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 
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【本日の要点】
 給料分の働きが、本当にできているのか?
今一度考えてみましょう!
 
 【本日の注目記事】

仕事のスピードが速い人の「情報収集」のコツ | 30代から身につけたいキャリア力実戦講座 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

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腎性尿崩症の新たな発症メカニズムを発見-東北大 - QLifePro 医療ニュース

 

 

【編集後記】

 四字熟語

日本語が好きで、幼少期から本を読みまくってきました。

恐らく現在の累計が大体5000冊~7000冊ぐらい。

池上彰さんは20000冊は読んでいるらしい。。)

そんな中で四字熟語ってインパクトがあるなと良く思います。

今回のブログでも、諸行無常や盛者必衰という四字熟語を使いました。

インパクトがあって、わかりやすい言葉って、結構刺さるんですね!

 

皆さんはどんな四字熟語が好きですか?

 写真は風遼気爽という、四字熟語?です。

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 今日も読んでくださいまして、アリガトウございます♪(*^-^*)
 
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【管理人について】
私立大学薬学部(4年制)卒業後、大学院の修士課程修了(薬理学2年)。
外資系製薬企業に入社、MR導入研修を首席で修了(当時のMR認定試験6科目中4科目で1位)、現在もMRとして働いている。エリアの開業医、地域中核病院を担当。5つ以上の新薬上市経験があり、そのうち3回ほど、売上や計画達成率で全国1位になったことがあり、全社表彰は3回受賞。将来は社長もしくは役員になり、自社や業界の矛盾点を正し、真の意味で患者貢献・医療貢献をしていきたいという夢がある。特技は情報収集発信・プレゼン。
趣味は英語・読書・自己啓発・グルメ・MR業界を盛り上げること・MR志望の就活生の相談に乗ること。資格はTOEIC800・薬剤師・MR・薬学検定1級・漢検2級など